作業を効果的に進めるポモドーロテクニック(『どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門』を読んで)
こんにちは、もんです。
今回は「集中したいのにできない」「効率よく仕事をしたい」人に向けて書かれた
時間管理の手法の一つであるポモドーロ・テクニックの入門書を紹介します。
どんな本?
作業時間や内容と休憩時間を意識して、効率的に仕事・勉強をする方法を書いた本。
前半は個人で、後半はチームでポモドーロ・テクニックを使って生産性を上げる方法を書いています。
こんな人にオススメ
・仕事を終えるとヘトヘトになってしまう
・時間に追われている人(勉強しているのに不安、仕事をしているのに終わらない)
この本を読んで思ったこと
マラソンのように考える(ペース配分、休憩が大切)
本書の中のただの比喩ですが、「マラソンのように考える」というのはいい得て妙だと思いました。
マラソンも、スタート直後に頑張りすぎると、最後まで走り切れませんよね。
ゴール地点(1日の終わりor 1週間の終わりなど)を見据えて
ペース配分や休憩の取り方を考える手法として有効だと感じました。
仕事を可視化するツールとして有用
このテクニックでは、まずは「今日やること」リストを作り、
その「今日やること」にどれだけ集中して取り組めたか、を記入していきます。
本書で学ぶのもありですが、自己流でもある程度の効果はありそうだと、私は思います。
レベルアップしていくと、「仕事の在庫」リストを作って、全体の仕事の中からやることを考えたり、
仕事にかかると思った時間と、実際にかかった時間の差を記入するなどもありますが…
いきなりすべてをやろうとするとハードルが高そうなので、興味のある方は本書で学んでください。
自分では集中しているつもりでも、意外と集中できていないことがわかるかもしれませんよ。
その場合は、集中できるようになれば仕事や勉強の効率が上がるでしょう。
最終的には、最適な方法は各自で模索
基本は25分作業をして、5分休憩を1ポモドーロとし、4ポモドーロを1セットとし、
1セット終わったら、15分~30分の休憩を取る、という流れのようです。
ただし、実際に25分作業がいいのか、1セットは4ポモドーロでいいのか、などは
個人によるところがあるようです。
また、25分を計測するタイマーも、「ぜんまい式の物」と言われていますが、
職場や学校、図書館などで使いにくいようであれば、スマホのサイレントタイマーアプリ等もありと書かれていました。
基本を学んだら、後は自分で最適化していく手法のようですね。
まとめ
今回は時間管理の手法の一つである「ポモドーロ・テクニック」について書かれた本を読みました。
本書で書かれていることを実践するのは大変そうだったので、まずは
「やることを決める→25分作業+5分休憩」
で実践してみています。
疲れ切る前に休憩が取れますし、終わる時間が決まっているので、それまで頑張ろう!と思えますね。
「タイマーで決めた時間だけやり、終わったら休憩をする」というだけでも効果がありそうなので
「集中できない」と悩んでいる人や「疲れすぎてしまう」という人はぜひできる範囲でやってみてください。
では、本日も読んでくださりありがとうございます。
おまけ:こちらもオススメ
「○○がない」ということが、どれだけ脳に悪影響かを学べる本です。
休憩や余裕の必要性・重要性を教えてくれますよ。