脳の仕組みを利用して、楽に効率を上げる方法が学べる本「脳を最適化すれば能力は2倍になる」
こんにちは、もんです。
今回は精神科医が書いた、脳内物質を利用して仕事の効率を上げる方法が書かれた本を紹介します。
よく聞く脳内物質もあれば、私にはなじみのない脳内物質もあり、勉強になりました。
どんな本?
次の7つの脳内物質に焦点を当てた本です。ざっくり説明します。
1.ドーパミン・・・ゲームに近い感覚で、作業効率upに貢献するホルモン
2.ノルアドレナリン・・・恐怖回避のために、作業効率upに貢献するホルモン
3.アドレナリン・・・興奮させて、作業効率upに貢献するホルモン
4.セロトニン・・・休息をしっかりとることで、作業効率upに貢献するホルモン
5.メラトニン・・・睡眠をしっかりとることで、作業効率upに貢献するホルモン
6.アセチルコリン・・・ひらめきを使うことで、作業効率upに貢献するホルモン
7.エンドルフィン・・・麻薬のような恍惚感で、作業効率upに貢献するホルモン
これらのホルモンの具体的な役割、出す方法などを細かく教えてくれるのが本書です。
漫画やアニメのネタも使って説明されているので、堅苦しくなく読めますよ。
こんな人にオススメ
・頑張っているのに、なかなか成果が出ない人
・楽して結果を出したい人
脳を理解することで、最適な努力の方向がわかります。
この本を読んで思ったこと
著者、アニメや漫画に詳しいですね。
いきなり、この脳内物質7種類をエヴァンゲリオンのキャラクターで説明し始めたのには驚きました。
他にも、北斗の拳、ウルトラマン、ドラクエ、デスノートなどがでてきましたよ。
科学的な話だけだと飽きそうですが、このような身近な話題も入っていたので、読みやすかったです。
全体的に、仕事を効率よく進めるのには納得の方法が載っていたと思います。
ただ、いくら効率よく仕事をしても、「パーキンソンの法則」を理解していないと意味がない気が・・・。
第一法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
結局「残業は30時間くらいだろう」と考えていると、
今までの3倍の効率でやって、残業を10時間にしたとしても、
どこからか新しく20時間分の仕事を見つけてしまうんですよね。
何のために仕事を効率化するのか、そこをしっかり意識してから実践した方がいい本だと思いました。
では、本日も読んでくださりありがとうございました。