苦も楽も受け入れ、そして抗いながら生きる「老いる意味」
こんにちは、もんです。
今回は老いた後でどう生きるか、を書いた本を紹介します。
「森村誠一さんの人生論」とでもいえる内容で、こんな老人になりたいな、と思いました。
どんな本?
森村誠一さんが老人性鬱病に苦しみ、その経験をもって、どのように人生に向き合うかを訥々と話してくれる本。
こんな人にオススメ
・現代では年老いてから経験するのが一般的なことを経験している人
例:突然の人の死を感じた人、大病を患った人etc
この本を読んで思ったこと
私はまだ30代ですが、なぜか共感できました。
それはすでに友人が亡くなった経験があったからでしょうか?
前日まで仲良く会話していたりした、健康な友人だったのですが…。
他にも、学生時代に友人の親が亡くなることもありました。
死別によりシングルとなった家庭の友人もいました。
現代では珍しい方かもしれませんが、死をとても身近に感じるんですよね。
骨折して手術も受けましたし、顔面神経麻痺で入院したこともあります。
体が不自由なこと、病気も身近なんですよね。
おそらく現代では、現役時代に死や病気に触れる機会は少ないでしょう。
だからこそ、タイトルに「老い」と入っているのだと思いますが、
年老いた後でないとわからない本ではないと思いますよ。
もし、今人生が思う通りにならずに苦しんでいるのであれば、一読してみてはどうでしょうか?
自己啓発本とは違う寄り添いを感じることができるかもしれません。
では、本日も読んでくださり、ありがとうございました。