発達障害も多様性の一部、そう考えれば楽になる(「天才と発達障害」を読んで)
こんにちは、もんです。
最近「発達障害」や「グレーゾーン」の生きづらさをよく聞く気がします。
そしてそれらは多くが「できなくて辛い」という声だと思いますが…
本当に「発達障害=できない」なのでしょうか?
今回は、偉人と言われる人たちが発達障害の性質をよく持っていた、ということがわかる本を紹介しますね。
どんな本?
91冊もの参考図書をもとに、東京大学医学部そ卒業した医学博士の教授が書いた本です。
ADHDの特徴を持つ人たちとして、モーツァルトやさくらももこさん(ちびまる子ちゃん作者)が挙げられています。
ASDの特徴を持つ人たちとしては、アインシュタインやダーウィンがいます。
小説などの登場人物でも、現実の人を魅了した人は紹介されていますよ。
他にも、鬱や統合失調症が名作を生むことになった例もあります。
このように優れた能力を発揮する特性の一つでもある発達障害ですが、
当事者が生きづらさを感じる理由も第6章で考察されています。
この本を読んで思ったこと
多くの場合、発達障害は「多様性」の一つとして受け入れられる程度ではないか、と思いました。
「普通は」というようなことを言う人もいますが、すべてが「普通」の人なんて数パーセントです。
逆に少数派なんですよね。
それであれば、みんな違う、ということを理解して、相手をありのままで受け入れてもいいのではないでしょうか?
自分が相手をありのまま受け入れれば、周囲の人もありのままの自分を受け入れてくれるようになるのでは?
そうしたら、きっと今より過ごしやすい日常になると思いますよ!
おまけ:こちらもオススメ
読みやすい似たような本で、こちらがあります。
読みやすく、子どもにもオススメの1冊ですよ。