お笑い芸人が書いたホラー本「恐い間取り」を読んだ感想。
松原タニシさんの「恐い間取り」を読んだ。(詳細は本文下の商品リンクを見てください。)
怖いか怖くないかでいえば、怖かった。
でも、過去に読んだTop2を超える怖さはなかった。
この本は、お笑い芸人さんが事故物件に住み、そこであった出来事をレポートとして報告していくような本。
怖さって、怖がる人がいるからより恐怖を感じるのかもしれない。
それか、お笑い芸人さんだから、どうしても面白くなってしまうのか。
だってさ、
事故物件だと思って住んだら、事故物件じゃなくてがっかり、とか、
ゴミ捨て場にあったマネキンの首(7つ)を拾って「首セブン」と名付けたりとか、
ツッコミたくなる行動が書かれていたからね!!
怖いけど笑ってしまうよね(笑)
あと、子供の頃に読んだらもっと怖かったと思う。
大人になって、脳に関しての研究本やテレビ番組を見ていたから、怖く感じない部分もあるのだろう。
うろ覚えだけど「脳のある部分が活動しなくなると、自分を3メートル後ろから見ているように感じる」とかいう、幽体離脱のような体験も、脳の問題という実験があったと思うから。
もちろん、不思議なことすべてを否定するつもりもない。
でも、そういう目線から見ると、ちょっと怖さもまぎれたりするし、
なにより著者が恐怖体験を楽しんでいるから、比較的怖がらずに読めた本だった。
【参考】過去に読んで怖かった本Top2(恐怖で日常生活に支障が…(笑))