自己啓発本は辞書のように使おう!(「やる気に頼らず『すぐやる人』になる37のコツ」を読んで)
こんにちは、もんです。今回読んだのはこちらの本。
私自身は、どちらかと言えば考えずに動いて痛い目を見るタイプの人間です。
だから後回しにする人の気持ちがわからず…その気持ちを理解したくて読み始めました。
読んでいると、どういう気持ちから自分がすぐに行動を起こしてしまうのかがわかりました!
この気持ちをコントロールすれば、私自身もよりよい人生にできそうだと思いましたよ。
さて、この本で紹介しているコツは1ページに絵とともに書かれています。
そこには「こんな人にオススメ」という情報もあり、自分にとっていいコツか判断がしやすいと思いました。
具体的なやり方は次ページ以降にありますし、巻末にはコツのまとめがありました。
辞書のように使うのがいいかもしれませんね。
ただし、簡単に行えそうなものもある一方、実際に行動にうつすには、まだハードルがあるのでは?と感じるコツもありました。
効果的な行動にするのに難しそうと考えたのは、例えば他人と比較して落ち込んでしまい行動ができない人に向けた、「過去の自分と比較する」というコツ。
でも、1年前の自分、5年前の自分が何を考えて、どんなことができたか、なんて具体的に思い出せますか?
私はできませんでした。
記憶って書き換えられますし…。
だから、その時のことを記録するようにしています。
具体的な例としては、次のようなものです。
1. 技術を磨きたい(ランニングフォームなど)
→その時の状態(フォーム)などを動画で記録しておく。
2. 効率を上げたい(作業時間、読書スピードなど)
→日記、アプリ、記録ノートなどを使い、メモをしておく。
3. 考え方を変えていきたい
→日記、ブログ、SNSなどで、今の気持ちや考え方を記録していく。
そして、これらの記録を自信がなくなった時に見返していました。
このコツを始めようとしたときに、挫折してしまう読者がいるのでは?と心配になりました。
まとめ
この本は読みやすく、始めやすいものからちょっと大変そうなものまで、色々なコツが載っています。
だから自分にあったコツも見つかるでしょう。
一方で「やれない」人が行動を始めるには、まだ少しハードルが高い部分もあると思いました。
「コツを1つ1つ試し、ゆっくりと身につけていく」と考えて向き合うといい本だと思います。
では、本日はここまで。
読んでくださり、ありがとうございました!
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