知識は味方!本を読んで一緒に語り合いましょう!

本好きな会社員が、読んだ漫画や本の感想をジャンル問わず発信していくブログです。隙間時間に読める分量を意識してます。毎週火曜、木曜、土曜の18時更新予定です。

女性が生きやすい世の中=男性も生きやすい世の中だ!女性活躍を考えてみよう(「オッサンの壁」を読んで)

こんにちは、もんです。

今回読んだ本はこれ、「オッサンの壁」。

ただし、「オッサン=男性」ではないと感じましたよ。

主観ですが「既存の考え方に囚われ、自ら考えない人たち」のことでしょうかね。

 

概要

1965年に生まれ、毎日新聞社で記者をし、女性として初の政治部長に就いた方が著者です。

内容は本人の体験談や、身近な方の意見(男女ともに)をもとに書かれています。

女性の生きづらさはよく取り上げられますよね。

それだけでなく、男性の生きづらさや、対応方法に悩んでいる様子も書かれています。

 

感想

女性問題に関して女性が書くと、どうしても視点が偏る気がしていました。

でも、この本は男性側の辛さも書かれているので、男性でも読みやすいのではないでしょうか?

みんなに生きやすい世の中をつくるためにも、真剣に女性活躍を考えるときだと思いました。

男女ともに辛いことや困りごとを伝え、相手を尊重して対策を考えれば、少しづつよくはなると思います。

 

実際、著者が新人で働いていたころより、セクハラなどの対策が進み、すごく生きやすくなっているとは思います。

一方で、いまだセクハラ被害はなくなりません。

私が会社上司からレイプ被害(※主観)を受けたように。

私は言葉で「嫌だ」と言っているのに、相手は「合意だ」と思い、一方的に行為を進めたそうです。

間違った知識に基づく状況判断をすれば、自分の人生を失うことになりかねません。

身近に女性がいない男性こそ、このような本で学び、女性の心理を学ぶこと

それが自分の身を守ることに繋がり、女性にとっても生きやすい社会になっていくでしょう。

 

では、本日も読んでくださり、ありがとうございました。

 

おまけ:合わせて読みたい

性暴力被害がどのように起きるのか、それをまとめた本です。

被害にあわないために、被害にあってしまった後に、読んでみるといいかもしれません。

 

男性側のセクハラが、悪意なく起きる、ということを書いている本です。

男性は、加害者にならないためにも一読してみてはいかんがでしょうか?