女性が生きやすい世の中=男性も生きやすい世の中だ!女性活躍を考えてみよう(「オッサンの壁」を読んで)
こんにちは、もんです。
今回読んだ本はこれ、「オッサンの壁」。
ただし、「オッサン=男性」ではないと感じましたよ。
主観ですが「既存の考え方に囚われ、自ら考えない人たち」のことでしょうかね。
概要
1965年に生まれ、毎日新聞社で記者をし、女性として初の政治部長に就いた方が著者です。
内容は本人の体験談や、身近な方の意見(男女ともに)をもとに書かれています。
女性の生きづらさはよく取り上げられますよね。
それだけでなく、男性の生きづらさや、対応方法に悩んでいる様子も書かれています。
感想
女性問題に関して女性が書くと、どうしても視点が偏る気がしていました。
でも、この本は男性側の辛さも書かれているので、男性でも読みやすいのではないでしょうか?
みんなに生きやすい世の中をつくるためにも、真剣に女性活躍を考えるときだと思いました。
男女ともに辛いことや困りごとを伝え、相手を尊重して対策を考えれば、少しづつよくはなると思います。
実際、著者が新人で働いていたころより、セクハラなどの対策が進み、すごく生きやすくなっているとは思います。
一方で、いまだセクハラ被害はなくなりません。
私が会社上司からレイプ被害(※主観)を受けたように。
私は言葉で「嫌だ」と言っているのに、相手は「合意だ」と思い、一方的に行為を進めたそうです。
間違った知識に基づく状況判断をすれば、自分の人生を失うことになりかねません。
身近に女性がいない男性こそ、このような本で学び、女性の心理を学ぶこと
それが自分の身を守ることに繋がり、女性にとっても生きやすい社会になっていくでしょう。
では、本日も読んでくださり、ありがとうございました。
おまけ:合わせて読みたい
性暴力被害がどのように起きるのか、それをまとめた本です。
被害にあわないために、被害にあってしまった後に、読んでみるといいかもしれません。
男性側のセクハラが、悪意なく起きる、ということを書いている本です。
男性は、加害者にならないためにも一読してみてはいかんがでしょうか?