日本は本当は素晴らしい国!客観的には、だけど(「世界のニュースを日本人は何も知らない3」を読んで)
こんにちは、もんです。
あなたも「欧米はこんなにいいのに日本は…」という報道を見ませんか?
でも実際のところどうなでしょうか?
そこで、現在はロンドン在住、過去に国連職員として世界各国に勤務経験がある著者が
日本とそのほかの国を比較した本を紹介しますね。
どんな本?
著者かつて国連職員として日本、イギリス、アメリカ、イタリアなどで勤務していました。
現在はイギリスのロンドン在住です。
幼少期に海外からの情報に衝撃を受け、40代となった今もそういった情報収集が趣味。
その延長線上としてこの本のシリーズを出しています。
ただし、データは裏付けをとったり実体験であったり、取材をしていたりと、まじめに書いていますよ。
こんなあなたにオススメ
・日本はダメで、海外(特に欧米)は素敵だと思っている人
・欧米に移住を考えている人
この本を読んで思ったこと
客観的に見れば、日本は素晴らしく海外はカオス
基本的に日本の品物はクオリティが高いです!
(「おまけ:こちらもオススメ」に、フランスと日本の日用品比較動画も載せてみました。)
例えば文房具のフリクション、海外では売っていません。
そして日本の人はマナーがいいです!
デモとかで殺されそうになる心配もなく、道端のごみもわずかですからね。
それでも、幸福度ランキング2021では日本は世界56位で先進国内で惨敗です。
この幸福度ランキングの項目は6つあり、日本の順位を下げている項目は「人生選択の自由度」と「寛容さ」です。
ここは主観的な問題なので、日本にいなければわからない部分かもしれませんね。
なので著者は「日本はいい国」という感じで書いています。
環境はいいが、主観的には苦しい日本 or 環境はイマイチだが主観的には楽な欧米
どちらが好きかは、人それぞれでしょう。
イギリスのリアルな生活(一部)が見える
著者がロンドン在住なので、やはり比較対象としてイギリスが上がることが多いと感じました。
でも、ロンドン=イギリスではないですよね。
日本でいう東京に住んでいるようなものですから…。
本書のタイトルに「世界」とあったり、「イギリスでは~」と書かれていますが、
そこはあくまで「著者の周り」「著者の経験」として、読むべきでしょう。
信頼できる情報の調べ方が学べる(第10章)
あなたは「信頼できる情報とできない情報の見分け方」を授業で習いましたか?
スマホも普及し、私たちが日々目にする情報は玉石混合のものとなっているでしょう。
そんなときに「どこに注目したらいいか」「どのサイトが役に立つか」を
本書の10章に、著者がまとめてくれました。
メディアから受け取る情報に振り回されないために、この10章だけ読むことも
有益な本書の使い方の一つでしょう。
まとめ
今回は「海外はすごいけど日本は…」というメディアの発信が多い気がしたので、
「本当にそうなのだろうか?」という気づきになるような本を紹介しました。
結局どこの国も一長一短で、自分に合うか合わないかを見極めるのが重要なのかもしれませんね。
メディアの情報に振り回されない知識だけは、どこの国でも必要でしょう。
おまけ:こちらもオススメ
フランスと日本の日用品のクオリティを比較した動画
13分頃のフランスのラップの箱のクオリティ…。
こういう些細な部分も、日本はとても素晴らしいと思いますよ。
では、本日も読んでくださりありがとうございました。