知識は味方!本を読んで一緒に語り合いましょう!

本好きな会社員が、読んだ漫画や本の感想をジャンル問わず発信していくブログです。隙間時間に読める分量を意識してます。毎週火曜、木曜、土曜の18時更新予定です。

多数の登場人物が織りなす喜劇、恩田陸さんの「ドミノ」シリーズ!

こんにちは、もんです。

今回は、多くの人たちの行動によって、わけわからない事態に発展していく、

現実を舞台としたなんとも奇怪で面白い小説を紹介します。

どんな本?

夜のピクニック」「蜜蜂と遠雷」などで有名な恩田陸さんが書くエンタメ小説!

一人ひとりの登場人物がしっかりといて、その心理描写も丁寧です。

各々の行動が混ざり合って、カオスな状態となっていく摩訶不思議な展開。

東京駅が舞台なので、東京駅を知っている方はより楽しめるでしょう。

こんな人にオススメ

・練られたストーリーが読みたい方

・明るく、笑える話が読みたい方

・現実感のある作品を読みたい方

この本を読んで思ったこと

ファンタジーではなく、現実の東京駅を舞台として、こうも面白い小説ができるなんて…

そして登場人物が多い(20人以上)なのに、しっかりとキャラクターを覚えていられる!!

初めて読んだとき、そう感動しました。

そして「こう来るか!!」というキャラクターたちの自然だけど面白い言動に何度も笑わされました。

何度読んでも、キャラクターたちに引き込まれて楽しく読んでしまいます。

私は子役少女2人がとても好きなので、ぜひ第3作には登場させてほしいですね!

あなたの好きなキャラクターもきっと見つかりますよ。

おまけ:こちらもオススメ

本作のおよそ5年後のお話、2作目の「ドミノ」。

本作に出てきた人も、一部登場するので、懐かしさも感じますよ。

私は、今回はパンダの厳厳のファンになりました(笑)