多数の登場人物が織りなす喜劇、恩田陸さんの「ドミノ」シリーズ!
こんにちは、もんです。
今回は、多くの人たちの行動によって、わけわからない事態に発展していく、
現実を舞台としたなんとも奇怪で面白い小説を紹介します。
どんな本?
「夜のピクニック」「蜜蜂と遠雷」などで有名な恩田陸さんが書くエンタメ小説!
一人ひとりの登場人物がしっかりといて、その心理描写も丁寧です。
各々の行動が混ざり合って、カオスな状態となっていく摩訶不思議な展開。
東京駅が舞台なので、東京駅を知っている方はより楽しめるでしょう。
こんな人にオススメ
・練られたストーリーが読みたい方
・明るく、笑える話が読みたい方
・現実感のある作品を読みたい方
この本を読んで思ったこと
ファンタジーではなく、現実の東京駅を舞台として、こうも面白い小説ができるなんて…
そして登場人物が多い(20人以上)なのに、しっかりとキャラクターを覚えていられる!!
初めて読んだとき、そう感動しました。
そして「こう来るか!!」というキャラクターたちの自然だけど面白い言動に何度も笑わされました。
何度読んでも、キャラクターたちに引き込まれて楽しく読んでしまいます。
私は子役少女2人がとても好きなので、ぜひ第3作には登場させてほしいですね!
あなたの好きなキャラクターもきっと見つかりますよ。
おまけ:こちらもオススメ
本作のおよそ5年後のお話、2作目の「ドミノ」。
本作に出てきた人も、一部登場するので、懐かしさも感じますよ。
私は、今回はパンダの厳厳のファンになりました(笑)