知識は味方!本を読んで一緒に語り合いましょう!

本好きな会社員が、読んだ漫画や本の感想をジャンル問わず発信していくブログです。隙間時間に読める分量を意識してます。毎週火曜、木曜、土曜の18時更新予定です。

Amazonが大企業となった理由とは?「潜入ルポamazon帝国」を読んで

こんにちは、もんです。

Amazonと言えば、知らない人はいないであろう大企業ですよね。

そのAmazonがどのように大きくなったのか、どのようなビジネスをしているのか気になりませんか?

今回はAmazonについて、批判的な目で書かれた本を紹介しますね。

どんな本?

著者がAmazonの倉庫で働くところからスタートします。

そこから、流通の仕組みや(以前は宅配業に任せていましたが、今は自前ですよね。)

フェイクレビューの仕組み、

GAFAMと呼ばれる所以となったAWS(簡単にまとめるとAmazonのIT部門です)など、

Amazonの事業を網羅して解説していると思います。

著者の気持ちが入る部分は、Amazonに対して批判的になります。

こんな人にオススメ

Amazonが大企業になった理由を知りたい人

Amazonが嫌いな人

この本を読んで思ったこと

個人的なイメージでは、Amazonが大きくなったのは次の3つだと思いました。

・新しいことにチャレンジし続けている

・大きなリスクも取りに行く

・弱者から搾取をする

 

全体的にすごく批判的に書いてありましたが、正直「そりゃそうだよな」と思う部分も多々ありました。

例えば、配送料の値上げに関して。

1年間で5億個も発送しているのであれば、1個10円の値上げであっても合計で50億円になってしまいます。

50億円と聞くと、そんな簡単に上げられない、という気持ちはわかるのではないでしょうか。

結局金額に関しては配送業者と折り合いがつかず、自前の流通網を持つことになりましたね。

私の意見としては、これはどちらも我慢しないいい関係になった、と思うのですが…

どうなのでしょうね?

 

他にも、税の回避に関して。

みんな、合法の範囲内で税を少なく収めようとはしますよね?

その発想自体は自然だと思いましたが…規模が違うのでね。

「資本主義はダメだ」と言われる所以も、このような企業の対応にありそうですね。

 

一方で、仕組みに驚いたこともありました。

Amazonの商品のレビューでお金をもらう、なんていう人たちもいるんですね。

Amazonで購入して、レビューを書いて、Paypalで払い戻してもらう。

実質0円で商品がもらえますし、メルカリなどで売れば利益になります。

たまに無名の方のKindle本が評価されているのは、こういうことか、と納得しました。

 

Amazonがすごいことは否定しません。

トライ&エラーで常に新しい物を始めてますからね。

Kindle Unlimitedは私もお世話になっています。

でもAmazonとのビジネスは静かな戦争のようですね。

搾取できると思われれば、取り分を減らされたり、賃金を低く抑えられたりします。

Amazonに対して弱者にはならないように、自分の牙を磨き続ける必要があるでしょう。

 

では、今回も読んでくださりありがとうございました。