元気になりたければミトコンドリアを意識しよう!(「だる消しスープ」を読んで)
こんにちは、もんです。
年齢を重ねるにつれて、体が重くなってくる感じがありませんか?
気持ちと体は繋がっているので、体が重いと気持ちも落ち込みますよね。
今回は、医食同源と言いますし、
食事から体を軽くできないか、と考えていた時に出会った本を紹介します!
どんな本?
体内のエネルギー発電所であるミトコンドリアに注目して食生活を考えた本です。
基本となるだる消しスープのレシピ1種と、
そのスープを使ったアレンジレシピ20種が載っています。
※ただし、このスープの効果は50歳以降の4人で検証されただけです。
他のデータ、参考文献などの引用はありません。
こんな あなた にオススメ
・色々な健康法を試してみたい人
この本を読んで思ったこと
体内のミトコンドリアによってエネルギーがつくられる
健康を意識している人であれば、炭水化物は4kcal/g、脂質は…とご存知でしょう。
しかしこの栄養素からどのようにエネルギーを取り出すのでしょうか?
この栄養素を人体が使えるエネルギーにしているのがミトコンドリアです。
※実際の反応は複雑なので、専門書で学んでください。本書も簡易図のみの紹介です。
つまりミトコンドリアの数が多く、各々が活性化していれば、
体にエネルギーが満ち溢れ、元気になる、ということでしょう。
ミトコンドリアを元気にする行動
ミトコンドリアを活性化させる行動に次の3つがあります。
・持久系の運動(ウォーキング等)
・咀嚼回数を増やす(食事から吸収する毒素を減らせる)
・腹八分目の食事
どれも一般的に言われていることですね。
当たり前のことを当たり前にする
これが、健康維持に最も重要なことなのでしょう。
ミトコンドリアにいいスープ=だる消しスープ
ダル消しスープに使うのは次の8つの食材です。
サバ缶、大根、まいたけ、蒸し大豆、みそ、しょうゆ、酢
これはミトコンドリアにいい次の栄養素などが含まれているからです。
・タンパク質
・解毒・抗酸化作用のある栄養素
・ビタミンB群、D群
・亜鉛、QPP(ピロロキノリンキノン)
魚、野菜、きのこ、発酵食品と考えると、スープの材料は納得の組み合わせですね。
ただ、この8種の食品に限定するのではなく、
このカテゴリーから色々な食材を取ったほうが健康的になるのでは?と感じました。
まとめ
今回は体の疲労を「ミトコンドリアの働き」という点に着目して、
ミトコンドリアから改善しようという本を紹介しました。
書いてある内容として、他の健康本と同じ方向性ではありますが…
検証結果が少ないため、ちょっと信頼性に欠けるかな?というのが私の感想です。
特に食生活などに関しては、個人の性質によるところが大きい部分もありますので、
自分の体調と相談して考えるのが良さそうですね。
おまけ:こちらもオススメ
個人差に着目した本
平均値を個人に当てはめてはいけないと教えてくれる本
記事では紹介していませんが、
米軍のコックピットの設計時に、パイロットの平均値の値を使ったら、
いかに危険な飛行機ができたか、というエピソードもあります。
では、本日も読んでくださり、ありがとうございました。