知識は味方!本を読んで一緒に語り合いましょう!

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楽して有能になる方法が、実はある!?(「無意識の鍛え方」を読んで)

こんにちは、もんです。

今回は脳科学者として有名な茂木健一郎さんの書かれた本を紹介しますね。

無意識を操ることができるようになれば、

実感としては楽して有能になるができるでしょう!

 

どんな本?

茂木健一郎さんが書かれた、考え方の本です。

ただ考え方とは言っても「無意識」部分であり、

あなたが自覚していない、もしくは自覚が難しい部分を取り上げています。

無自覚にあなたの性格に影響を与える無意識を理解できる本です。

こんな"あなた"にオススメ

・他人とのコミュニケーションがうまくいかない人

・自分の能力を高めたい人

・脳の仕組みに興味がある人

この本を読んで思ったこと

無意識を制すれば意思疎通は簡単になる

無意識はあなたが育った環境や文化、もしくは気候や風土などで形成されます。

例えば日本で育てば日本食が体に合うかもしれませんが、

アメリカで育てば、日本自認には不健康に思えるアメリカ食で問題なさそうです。(おまけ参照)

一方で同じ日本人であっても、雪国で育った人は冬への備えをしっかりしようと思うかもしれませんが、

雪がほとんど降らない地域で育った人は、雪はそんなに困るものではないでしょう。

その場合「雪」に対するイメージも違いそうですね。

ですから、同じ「日本人」であっても各々の「無意識」は違うのですよね。

そこを理解すれば、他人とのコミュニケーションもうまくできそうですね。

閃きは今までの知識や経験から生まれる

有名なことかもしれませんが、イノベーションはその道の専門家からは生まれにくいです。

例えば進化論で有名なダーウィン。彼は地質学の知識が豊富でした。

その地質学の知識を生物に当てはまるのでは?というところから進化論ができ、

そこから彼は生物学者と言われるようになったのですね。

このように、他の分野の知識が組み合わさることで、

他者が思いつかないことを思いつけるようになるのでしょう。

ですから、色々学んでみて、経験してみることは非常にいいことでしょうね。

どうでもいいことでも、ひいきと差別は芽生える

本書内で面白い実験結果が紹介されていました。

人は集団に振り分けられただけで、自分の属する集団をひいきし、他の集団を差別する可能性があるということだ。(第4章)

確かに学生時代「クラス対抗」でやる行事は盛り上がりませんでしたか?

この程度であればいいですが、

小さい部分ではクラス内で○○派などができ、少数派が虐げられたり、

大きい部分では国同士の戦争となってしまうのかな?と思いました。

その国に生まれる=その国の集団に振り分けられている、ですからね。

どうしてあなたが相手を応援しないのか、相手から応援されないのか、

無意識に振り回されずに考えたいですね。

おまけ:こちらもオススメ

文中でも紹介しましたが、日本人ルーツであっても、

アメリカ育ちの方はアメリカの食生活も大丈夫なようです。

環境で人は変わるのだ、実感した面白い動画でした。

www.youtube.com

 

では本日も読んでくださり、ありがとうございました。

もう年末ですね。よいお年をお過ごしください。